2017年 LOVE Projectでの夏期インターンシップに参加し、
フィリピン・マニラで活動を行った、
名古屋大学情報文化学部3年のインターン生にインタビューをさせてもらいました!
海外インターンシップで体験したこと、得られたこととは?

 

Q1 なぜアイセックの海外インターンに参加しようと思いましたか
A1 2016年の夏に国内の議員インターンシップというものに参加したとき、ものすごく貴重な経験ができました。他にもこれまで色々な経験をしてきたけど、どれをとっても後悔することがなかったんです。

残りの大学生活の中で、大きなことに挑戦したい、社会経験を積みたいと思ったので、今回の海外インターンシップに参加しました。

 

Q2 インターンに参加する前と比べて自分が変わったと思うことはありますか
A2 日本とは全く違う環境のフィリピンで、不確実な状況の中でも積極的に行動を起こしていけるようになったことです。このインターンに参加申し込みする前までの自分は将来について深く考えたりしなかったし、色々な人に頼っていました。そのときの自分だったらフィリピンでの不確実な生活の中で弱音を吐くことも多かっただろうし、活動に対しても一生懸命取り組むことはできなかったと思います。

でも、社会に出る前に今の自分を変えたいという思いが明確になり、自分の殻を破りたい、成長したいという気持ちが芽生えたからこそ今の活動に一生懸命取り組めているのだと思います。

 

Q3 現地フィリピンの文化や情勢、人々などの様子について教えてください
A3 特に印象に残っているのは、マニラ市のパヤタスという貧困地区です。

フィリピンは法律でごみの焼却が禁じられていて、最終処分場のあるパヤタスに市内のごみが持ち込まれて積まれていきます。住民の人々の中には、そのごみから換金できそうなものをかき集めたり、食べられそうなものを拾ったりしています。

実際に見聞きしたところでは、かなり低賃金で生活している人や、粗末な小屋に大人数で生活している人がいたり、虫や野良犬も多くいたり、という状態でした。

一方で、ショッピングモールのある地域は、日本とほとんど変わらない様子で、裕福な人が多く集まっている印象を受けました。

これらから性感染症についての課題だけでなく、衛生、別の感染症、貧富の差などの課題も存在していると感じました。

 

他に日本と違うところとしては、交通事情で、トライシクルという三輪タクシーや、ジブニーという乗合タクシーがありました!特にトライシクルはフィリピンで最も一般的・庶民的な交通手段らしいです。僕もフィリピンではほとんど毎日乗っていました!

↑トライシクル

 

Q4 現地ではどんな活動をしていますか
A4 Love Yourselfという、HIV検査、HIV・結核患者の治療を無償で行っている施設の人々と主に活動しています。

活動内容としては、施設の方に現地のHIV/エイズの現状、学校での性教育実施状況についてヒアリングしたり、その施設内で受付の仕事をしたりしました。

また、公共ホールで性教育に関して座談会形式でお話をしたり、紙芝居のような教材を使って実際に性教育活動を行ったりしました。

また、より多くの人にHIVの検査を体験してもらいたいと思い、資格を持った人を呼んで無料で検査を受けられる機会を企画しました。これによって今後検査を受けるときの心のハードルが下がって、感染の早期発見につながるといいなと思います。

Red Ribbon Careという団体とも共同で活動を行って、病院内のエイズの患者さんを訪問しました。

 

↑公共施設で教育活動

 


↑HIV検査を行なっています

 

Q5 なるほど。性感染症の知識や保健教育の普及に関してはどのような状況でしたか
A5 僕が性教育の活動を行った地域の子どもたちは、性感染症や予防に関しての知識を全く持っていないということはなく、基礎的な知識は持っていました。まだまだ不十分ではあるものの、フィリピンでも性教育に力を入れ始めているらしいです。

また、貧困地域の方がより、性感染症や保健に関する知識・情報不足になりやすいのは否めないものの、貧富の差がHIV・性感染症の感染のしやすさに直接関係する、ということは無いようです。重要なのは、人々がこれらに関してしっかり気を付けているかどうかだと思います。

一方で、フィリピンはカトリックであるということ、性教育に関して教育機関も家庭もコンサバティブであるということも、性感染症の知識や保健教育の普及の遅れに影響しています。性感染症の知識や性教育、検査受診に対してのハードルが下がり、すべての人が十分な教育を享受できるようになると良いと思います。

 

Q6 最後に、これから海外インターンシップに行こうと思っている人にメッセージをお願いします
A6 是非行ってほしいと思います!

環境に関しても、水や不便や治安のことなど、日本にいると当たり前であることが現地では全く当たり前ではないので、そういったことを実際に経験して日本での生活のありがたさを感じられると思います。

旅行で観光地に行ったり観光客用の食事を食べたりするのとは違って、本当に現地での生活圏で生活する体験ができるのも魅力です。

そして、不確実な状況の中でも、いろいろな人と関わり積極的に行動を起こすことで自分に自信をもてるようになると思います。現地で生活するからこそ、当事者意識や社会課題への関心を持って、今までならやらなかったことにも挑戦できる、大きな機会になると思います。

 

 

ただいまは、2018年春 出国のインターン参加者を募集しております!
詳しくはこちら!
http://www.love-project.nagoya.aiesec.jp/

締め切りは11月5日!
思い立ったらまずは!上記HPより、お問い合わせください。